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zoom RSS ノ・ムヒョン大統領の死去について−偶感

<<   作成日時 : 2009/06/07 17:43   >>

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 ノムヒョン元大統領が死去して既にかなりの日数が経過する。しかし韓国ではいまだ様々な意見が交錯し、この死去という事実をどう位置づけたらよいのか戸惑っている様子だ。

 他国の政治指導者のこと、あるいはなくなった方についてあれこれ言うことは適切でない場合が多いとは承知しているが、この場合公人であり、内外の評価を受けることが前提の立場にいた方のことであるので、失礼を承知で私の考えているところを述べたい。
 なお、その死がつたえられるとおり自死であるという前提に基づいての感想である。

 第一に自ら死を選んだと伝えられているが、それはまず人として大きな過ちである。さらにその立場を考えれば、大統領として国民から選ばれ、その国の歴史を作った人はその国にとって模範となるべき人であり、当然その自覚がなければならない。自ら死を選ぶことが模範となるだろうか。

 第二に背景に検察当局による汚職捜査があったと伝えられ、検察庁のトップが辞任したりしているが、見当違いではないか。

 もし捜査が政治的な不当捜査であったなら、戦うべきである。もし実際に汚職があったのであれば、なぜ清廉であることを誇っていた自らの陣営にもそのようなことがおきたのかを徹底検証し、それを正す努力を自らすべきであった。

 最後にノムヒョン政権の大きな特徴は、政府自身が運動体たらんとしたことである。

 それは多くの混乱をもたらしたし、海外からは大変わかりにくい政府、という印象を持たざるを得なかった。

 しかし軍事政権と戦い、闘う中から今日の民主体制が生れ、ノムヒョン氏はまさにその申し子だったと考えれば理解できるところも多い。そして任期中の内閣制度導入論議なども、権威主義的な大統領制度を自ら自己変革しようとしたということであれば、それは重要な試みであった。

 そうであれば、氏は自らの試みが、うまくいったか否かを自ら検証し、後世に生かす努力こそなすべきことだったのではないか。

 最後に回りの人たちは何をしていたのか。

 個人的にはノムヒョン氏はかなり深刻なうつ状態にあったのではないかと思うが、回りはそれに気がつかなかったのであろうか。

 またノムヒョン支持者たちは、その周りに張り付くことで、氏のプライベートな生活を混乱させ、心身の疲労を招いていたのではないか。

 それにしても一国の大統領経験者が退任後それほど日をおかず突然自死するとは、理解しがたいことである。

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