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「働けど 働けど 我が暮らし楽にならざり じっと手を見る」石川啄木がこう詠ってから何年経ったか。今文字通り働いても働いてもどうにもならない状況が生れている。 昨年二回にわたってNHKが報道したワーキングプアの再編集版を昨晩見た。昨年見落としていただけに待ちに待った放映である。 二人の小学生を抱え、昼間と夜働きながら18万円にしかならない母子家庭の母親。老妻の看護を続けながら何とか自立していこうとする町の仕立て屋。六万円の年金は入院費で消え、妻の葬儀代として取っている100万円の貯金と家があるため、生活保護が受けられない。鬱で働けない父親の面倒を見ながら懸命に働く姉妹。調理師の資格を取って職場での賃上げを期待したがあがったのは時給で僅か10円。 今や400万世帯以上が生活保護水準以下で暮らすという現代日本。以下に関係するデータを列挙する。 95年→04年(以下同じ) 一世帯当たりの年間所得 659→580万円 高齢者世帯の場合 316→296 母子世帯の場合 224(04年) 生活保護世帯 約60万世帯→約105万世帯 85年→95年→05年 貯蓄のない世帯 4.5%→8.8%→23.8% 全人口の相対的貧困率(OECD) 相対的貧困率とは世帯全体の所得の中位点の半分未満で 生活する回想の占める比率をさす。 日本は第五位(15.3%) 生産年令の相対的貧困率 日本は第二位(13.5%) 95年 → 05年 自己破産申し立て件数 約4.8万→約18万 就学援助の利用率(全児童に対する比率) 00年→04年 8.8%→12.8% 非正規雇用の拡大 正規雇用労働者数 3640万人(01年)→3333万人(05年) △307万人 非正規雇用の労働者数 1360万人 →1591万人 +231万人 正規雇用と非正規雇用の賃金格差・最高点の比較 /男女も含む(05年 賃金構造基本調査) 男・正規 429.5/50-54才 非正規 247/55-59才 女・正規 270.1/40-44才 : 対男子正規雇用 63% 対男子非正規雇用 109% 非正規 187.4/30-34才 対男子正規雇用 43% 対男子非正規雇用 75.8% 誰が豊かになり誰が貧しくなっているか? 2000年から2004年にかけての変化 所得を14階級に区分 最も増えているのは、100-200万円の階級 90万人以上の増加 続いて、 100万円以下の階級 約40万の増加 その次は 200-300万円の階級 約20万の増加 (以上は『検証 日本の貧困と格差拡大』日本弁護士連合会、による) この間金融機関には公的資金が注入され、日銀のゼロ金利政策の下急激に収益を拡大した。ゼロ金利によって預貯金者が失った利子は数十兆円に上る。金融機関支援は経済全体の破綻を救うためだったはずである。しかし現実には、国民の困窮と破綻によって一部が潤うという状況が鮮明になりつつあるのではないか。 所得の再分配機能を回復するための累進課税の強化。 派遣の現行制度の早急な見直し、中でもスポット派遣などの即時禁止。 最低賃金・生活保護水準の引き上げと監督の徹底を至急実施しなければならない。 |
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◆ワーキングプア/NHKの特番。次の放送もある。格差社会の現実
昨夜、NHKで特番をみた。 去年みてショックだった番組、ワーキングプアの続編。 ...続きを見る |
てらまち・ねっと 2007/12/11 23:46 |
NHKスペシャル「ワーキングプア」の感想
過去にある先輩社労士から「格差社会の本なんか読んでいても社労士として成功できない」と批判されたことがあった。確かに社労士は事業主から契約料をもらって仕事をするというビジネスモデルが一般的だ。ワーキングプアの人なんか見捨てて、勝ち組だけを相手にビジネスを... ...続きを見る |
期間工から資格取得、社労士開業 2007/12/16 19:31 |
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